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【レオパ飼い主さんインタビュー】『精一杯お世話しつつ極力干渉しない』を大事にした飼育を!

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「レオパを飼育されている他の方の飼育方法を知りたい!」

「少しでも長くレオパとの生活を送りたい!」

そんな人のために、2015年からヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー、以下レオパ)に囲まれて暮らしている私、のの(X:@leopalife Instagram:@nono_leopalife)が2年以上レオパを飼育されている方を対象にインタビューを実施しました!

今回、インタビューさせていただいたのは、3匹のレオパを飼育されている【れおぱ(X:@homura220120)さん】です。

このインタビュー企画は「レオパと暮らす」管理人の”のの”が、「他の飼育者さんの飼育環境を見てみたい!詳しいことを知りたい!」と思ったのがきっかけで、SNSでお声がけさせていただいたものです。

レオパの飼育に関して、完全なる「正解」はなく、その個体その個体に合わせて飼育環境も与える餌も調整していく必要があります。

このインタビューも「これを参考にすれば絶対に飼育成功できる!」というものではありませんが、レオパを2年以上飼育されている事例のひとつとして参考にしていただければ幸いです。

のの

愛するレオパに少しでも長生きしてもらうために、レオパに少しでも快適に過ごしてもらうために、飼い主である私たちができることを見つけていきましょう。

この「メモマーク」のところに書いてある情報は、管理人が補足で説明している部分です。
必要だと思われる部分には、商品紹介もしています。
是非、併せてご覧ください。

それでは、【れおぱ(X:@homura220120)さん】へのインタビューをご覧ください。

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目次

飼育されているレオパについて

まずは、飼育されているレオパについて教えていただきました。

教えていただいた内容は以下の通りです。

  • 飼い主さんのあだ名、住んでいる地域
  • レオパの飼育年数、飼育匹数
  • レオパの名前、性別、年齢、モルフ(品種)
  • レオパを飼うきっかけ
のの

飼育されているレオパについては、とっても可愛いお写真もいただきました!


ーー飼い主さんのあだ名と、温度の参考のために住んでいる地域を教えてください。

『れおぱ』です。
住んでいる地域は関東です。

ーーレオパの飼育年数と飼育匹数を教えてください。

飼育年数は2年半です。
飼育匹数は3匹です。

ーー飼育されているレオパを紹介していただけますか?

1匹目は、インフェルノというモルフ(品種)の『焔(ほむら)』です。
性別はメスで、年齢はおそらく3歳くらいだと思います。

「インフェルノ」はタンジェリンというオレンジ色をしたモルフの中でのライン名(ブランド名)です。
インフェルノについてはこちらの記事を、モルフの呼び方についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

2匹目は、スーパーマックスノーというモルフの『爛柯(らんか)』です。
性別はメスで、年齢はおそらく4歳くらいだと思います。

スーパーマックスノーはマックスノー同士を交配させて生み出された「スーパー体」です。
スーパーマックスノーについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

3匹目は、W&Yスノーレーダーというモルフの『鼓(つづみ)』です。
性別はオスで、年齢は1歳2ヶ月です。

W&Yスノーレーダーは「ホワイトアンドイエロー」と「マックスノー」と「レーダー」が組み合わされたコンボモルフです。
コンボモルフやモルフ同士を掛け合わせた時に生まれるベビーのモルフ計算についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

ーーちなみに、レオパを飼うきっかけは何だったのですか?

はっきりとは覚えていないのですが、恐らくYouTubeきっかけだったと思います。

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レオパの飼育環境・餌について

次に、レオパの飼育環境や餌のことについて、詳しく教えていただきました。

教えていただいた内容は以下の通りです。

  • 飼育ケージのサイズ、設置場所
  • 温度や湿度の管理方法
  • ケージ内のレイアウトや装飾
  • 主な餌の種類
  • 餌やりの頻度やタイミング
  • サプリメントの使用方法や種類
のの

ケージのレイアウト写真もいただいていますよ!


ーー飼育ケージのサイズとケージの設置場所を教えてください。

焔と爛柯は「6030」で、鼓は「3030」のケージにしています。 
環境に慣れたらケージサイズをあげていて、1匹につき1ケージです。

ケージの設置場所は、リビングの壁際で直射日光が当たらない場所にメタルラックを設置して、そこに置いています。

「6030」や「3030」というのは、ケージのサイズのことを示します。
例えば、「6030」は、幅が約60cm、高さが約30cmのケージのことを言います。
「グラステラリウム6030」というGEXの商品であれば「約幅61.5×奥行46.5×高さ33.0cm」というサイズですね。(公式HP調べ)

ーー温度や湿度の管理方法について教えてください。

ケージ内のアナログの温湿度計、ケージ側のswitchbotの温湿度計で把握、管理しています。
夏場、冬場で極端に暑い、寒い日はエアコン管理にしています。
外出先でもエアコンを起動できるようにしています。

ーーケージ内のレイアウトや装飾を教えてください。

床材はデザートソイルを使用しています。
レイアウトについてはケージが大きい分、シェルターと水入れは2つ設置しています。
また、温度勾配にも注意しています。

このケージのレイアウトでは、左が暖かいゾーン、右が涼しいゾーンにしています。

ーー次に、主に与えている餌について教えてください。

月夜野ファームさんの冷凍餌をメインで与えています。

ーー餌やりの頻度やタイミングはどうしていますか?

頻度は10日から2週間位に1回、フタホシコオロギを2〜3匹です。
基本、夜にあげています。

ーーサプリメントの使用方法や種類を教えてください。

使用方法については、カルシウムとマルチビタミンは毎回の給餌で与えています。
ビタミンD3は2回に1回程度を目安に前述のサプリメントに併せて使用しています。
また、カルシウムはケージ内に常設しています。

カルシウムはレオパにとって重要な栄養で、足りなくなってしまうと「クル病」という骨の病気になってしまいます。
そこで、餌のタイミングだけで与えるのではなく、いつでも舐められるように浅いお皿に入れてケージ内に設置する人が多いですね。

種類についてですが、カルシウムは月夜野ファームさんのマルベリーCa、ビタミンD3とマルチビタミンはGexさんのものを使用しています。
体調を見ながらレプラーゼ等を使用する場合もあります。

レプラーゼというのは爬虫類用の整腸剤のようなものです。
きな粉のような匂いがあるので、その匂いに反応して餌自体を食べてくれない子もいます。
レプラーゼには水溶性の製品もあるので、個体の体調と好みを見ながら調整して使えるといいですね。

健康管理とケアについて

次に、健康管理とケアについて教えていただきました。

教えていただいた内容は以下の通りです。

  • 健康チェックの頻度と方法
  • 獣医の選び方や通院頻度

ーー健康チェックの頻度と方法を教えてください。

毎日、朝晩簡単に様子は見ます。
また、見守りカメラで不在時の様子、夜間の様子はチェックしています。

細かいチェックは主に脱皮後や体重測定の際に見ています。
体重測定は月一を目安にしています。

ーー獣医さん選びの方法や通院頻度については、いかがですか?

ネットの口コミで探したのですが、幸いエキゾチック系に特化した病院があったので、そこでお世話になっています。

少し遠いので定期的な通院はしていませんが、違和感があれば直ぐに行きます。

動物病院選びは、必ず「爬虫類を診てくれる」ところを探しましょう!
一般的な動物病院ではレオパは診てもらえませんので、ご注意ください。

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レオパとの生活について

次に、レオパとの生活について教えていただきました。

教えていただいた内容は以下の通りです。

  • レオパと過ごす時間の楽しみ方
  • レオパの個性的な行動や習性
  • 飼育を通して学んだことや気づき

ーーレオパと過ごす時間の楽しみ方を教えてください。

観察が楽しいです。
ケージの広い狭いで行動も変わるので、その辺りが面白いです。
また、夜行性だけあって夜間は割と行動するので、見守りカメラで見るのも面白いです。

ーーレオパの個性的な行動や習性について感じることはありますか?

個々の性格もありますが、モルフ(品種)によるノーマルアイ、黒目、赤目で色々な違いを感じます。
目に特徴があるモルフほど、視力に頼れない分、敏感で慎重に動いている気がします。

目に特徴のあるモルフについては「目が光に弱い」モルフが多いです。
そのため、給餌の際にうまくいかなかったり、音や影などに敏感で驚かせてしまったりすることもあります。

ーー飼育を通して学んだことや気づきがあれば、教えてください。

学んだ事や気づきが沢山あるのですが、個人的に一番大事なのは『距離感』です。

レオパに限らず爬虫類は『凄く可愛い、格好いい』生き物ですが、基本コミュニケーションは取れません。
ですので、『精一杯お世話しつつ、極力干渉しない』という距離感が大事なのかな、と思っています。

レオパは爬虫類であり、犬や猫などの愛玩動物とは完全に異なります
服を着せたり、撫で回したりすることは、レオパにとっては「ストレス」になってしまいます。

のの

れおぱさんの仰る通り『精一杯お世話しつつ、極力干渉しない』という距離感を取りながら、全力で愛し、レオパに少しでも快適に過ごしてもらえるようにしたいですね。

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飼育のコツ・アドバイス

次にレオパの飼育のコツとアドバイスを教えていただきました。

教えていただいた内容は以下の通りです。

  • 初心者に向けた飼育のポイント
  • おすすめの飼育用品やグッズ

ーーレオパ飼育初心者の方に向けた飼育のポイントを教えてください。

私自身がまだ飼育3年目の初心者なので、偉そうな事は言えませんが、何かあったら直ぐ病院に連れて行きましょう。

のの

れおぱさんは謙遜されていますが、レオパ飼育は正解がないと言っても過言ではありません。
「飼育3年目」でも「初心者」である心が必要なのかもしれません。
私もレオパ飼育10年目ではありますが、まだまだ知らないこと・わからないこと・不安になることがあります。

ーーおすすめの飼育用品やグッズがあれば教えてください。

switchbotシリーズ(温湿度計、カメラ等)
サーモガン(温度勾配確認のため)
ナルビーさんのスクレーパー(ガラスケージの垢取り)

この3つはおすすめです。

のの

外出先でも飼育環境(特に温度と湿度)をチェックできるのは、安心ですね。
また、遠隔の見守りカメラで夜間や留守中のレオパの様子を確認できるのも、安心と楽しみがあります。

のの

温度勾配の確認のためサーモガンを使われているとのこと!
涼しいゾーンと暖かいゾーンの温度をそれぞれ作って、レオパが好きなところを選べるような工夫は必要ですね。

のの

れおぱさんの飼育ケージはガラスケージのため、スクレーパーもおすすめされています。
ケージにはプラスチック、アクリル、ガラスと種類があるので、ケージに合わせて必要なグッズを用意したいですね。

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その他のエピソード・レオパとの思い出

次にレオパとのエピソードや思い出を教えていただきました。

教えていただいた内容は以下の通りです。

  • レオパとのエピソード
  • 面白いハプニングや出来事
  • 飼育を通じて得た友人やコミュニティ

ーーレオパとのエピソードを教えてください。

最初にお迎えしたレオパですが、尻尾先の脱皮不全を起こさせてしまい病院通いになりました。毎日の服薬はストレスだったと思います。

不幸中の幸いと言いますか、レオパを十数年飼育している獣医師さんに色々アドバイス頂いたので、それを念頭に置いて極力生体が快適に暮らせるように飼育に努めています。

のの

レオパを長期飼育されている獣医さんにアドバイスいただけたのは心強いですね。
できる限り、長期飼育されている方の声から自分の愛するレオパに合った飼育スタイルを見つけることが重要だと、私も思っています。

ーー面白いハプニングや出来事があれば、教えてください。

日々の出来事ですが、3匹ともダスティングの音が給餌のサインと覚えているので、シャカシャカすると狂喜乱舞している様子が面白いです。

ダスティング」というのは餌であるコオロギなどにカルシウム剤などのサプリメントをまぶすことをいいます。
基本的には袋などの入れ物に入れて、それを振るので、「シャカシャカ」という音が鳴ります。

のの

とても共感します。
うちの子たちもコオロギへのダスティングのシャカシャカ音で「えさー!!!」という感じになります。笑

ーー飼育を通じて得た友人やコミュニティがあれば、教えてください。

SNSを通じて日々の相談が出来る人が出来ました。
他の方のレオパと自分のレオパの違い、様々な部分で勉強になっています。

のの

SNSは良い面もあり、悪い面もあります。
良い面を最大限に活かして、自分のレオパにとって最適な空間を作っていきたいですね。

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まとめ:精一杯お世話しつつ、極力干渉しない

レオパ飼育の事例として、今回は、レオパ飼育3年目のれおぱさんにお話をお伺いしました。

精一杯お世話しつつ、極力干渉しない』を大事にした飼育を心がけていらっしゃる、れおぱさん。

レオパは爬虫類である」ことを忘れずに、レオパが快適に過ごせる環境を作り、静かに見守りながら、レオパ飼育を楽しみたいですね。

今回インタビューに応じてくださった方について

  • お名前(あだ名):れおぱ さん
  • X(旧Twitter)アカウント:@homura220120
  • レオパ飼育歴(2024年8月現在):2年半
  • 飼育レオパ匹数(2024年8月現在):3匹
のの

インタビューに応じてくださり、ありがとうございました!

それでは、皆さんも良いレオパライフを〜!

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