「スーパーマックスノーに興味があるけど、どんな品種なんだろう?」
「レオパの品種を知りたい!」
そんな人のために、2015年からヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー、以下レオパ)に囲まれて暮らしている私、のの(@leopalife)がレオパの品種(モルフ)の【スーパーマックスノー】についてご紹介します。
この記事を読むと、スーパーマックスノーという品種の特徴がどのようなものか理解できます!
結論から言ってしまうと、
スーパーマックスノーは、マックスノー同士を交配させた品種(モルフ)です。
黒いウルウルした瞳がとっても可愛い!
それでは早速、スーパーマックスノーの遺伝からみていきましょう。
難しい話はいいから…という方は、特徴紹介までスクロールしてくださいね。
スーパーマックスノーの”遺伝”
スーパーマックスノーを語るには、まず『マックスノーの遺伝』についてご説明しないといけませんね。
マックスノーは共優性遺伝ですので、マックスノー同士を掛け合わせると次のようになります。
- スーパーマックスノー 25%
- マックスノー 50%
- ノーマル 25%
どちらか一方ではなく両方の特徴が現れる現象のことを「共優性」といいます。
ヘテロ接合体でどちらの遺伝子も発現することを共優性という。 ヒトのABO式血液型ではA遺伝子とB遺伝子がどちらもO遺伝子に対して優性であり、A遺伝子とB遺伝子は互いに共優性である。
地方独立行政法人 北海道立総合研究機構
つまり、スーパーマックスノー同士を掛け合わせると、生まれる子供は100%スーパーマックスノーになります。
ちなみに、スーパーマックスノーとノーマルの掛け合わせでは100%マックスノーが生まれます。
スーパーマックスノーの”特徴”
2004年に、ほぼ完全な黒い瞳を持ったスーパーマックスノーが出現しました。
それからは、スーパーマックスノーと言えば「ウルウルとした黒い瞳」の代名詞になっていますね!
短縮して「スパマク」と呼ばれたり、「スーパースノー」と呼ばれたりもします。
マックスノーの外見からはかなり変わり、黄色い色素は完全に消滅します。
模様も変化して、黒いスポットが列状に並びます。
このスポットの大きさは個体差があり、大きなドット状の子もいれば、胡椒を散りばめたような柄になる子もいます。
スーパーマックスノーのアルビノ個体では、目は真っ赤になります。
スーパーマックスノーをご紹介
レオパ紹介をさせてください!とX(旧Twitter)でお声かけしたところ…
- Yさんが”アルマ”の
お写真を貸してくださいました。
そして、我が家で飼育している”ゆきちゃん”も併せてご紹介します。
Yさん、ありがとうございます!
スーパーマックスノーの”アルマ”
Yさんのところで飼育されているアルマは、背中や尻尾に散る黒いスポットが少し大きめのように思いますね。
シェルターの上に登っている姿も、とても可愛いですね。
スーパーマックスノーの”ゆきちゃん”
ゆきちゃんは女の子で繁殖経験もあります。
スーパーマックスノー特有のウルウルとした黒い瞳が可愛いですね。
ゆきちゃんは飼い主視点で見ると「おてんば娘」という感じで、いつも床材にしているキッチンペーパーを掘ったり暴れ回ったりしています。笑
まとめ:スーパーマックスノー
ウルウルした黒い瞳がいちばんの特徴でしたね。
ドット状の黒いスポットがのる白い肌も魅力です。
そして、スーパーマックスノー同士の掛け合わせで、100%スーパーマックスノーが出現するのも興味深いですね!
レオパにはたくさんのモルフがあり、新しいモルフもどんどん生まれています。
自分にとって一番のレオパを見つけてくださいね。
みんなのレオパをご紹介させてください!
X(旧Twitter)にて、レオパを飼育されてる人にお声かけをさせていただいておりますが、まだまだ品種カテゴリーを充実させていきたいと考えております!
ぜひ、皆さんのレオパちゃんを紹介させてください。
のの(@leopalife)まで、是非ご連絡をお待ちしております。