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【レオパ図鑑第一弾】品種とモルフの違いは?人気種から珍種まで13種類!

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「レオパの『品種』と『モルフ』の違いって何?」

「レオパの品種(モルフ)にはどんなものがあるんだろう?」

そんな人のために、ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー、以下レオパ)に囲まれて暮らしている私、のの(@leopalife)がレオパの品種やモルフについて解説し、13種類のレオパのモルフをご紹介します。

のの

この記事は多くのフォロワーさんのご協力のもと成り立っております。
ご協力してくださった皆さん、ありがとうございます!

「レオパの『品種』と『モルフ』の違いって何?」

という問いに対して結論から言ってしまうと、

『品種』と『モルフ』には違いがありますが、レオパに関しては明確に区別されていません。

先に、この『品種』と『モルフ』の違いについて簡単に説明しますが、

「品種とモルフの違いは知ってるからモルフを知りたい!見たい!」

という方は目次で見たいところまでビューンと飛んでくださいね。

目次
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レオパにおいて『品種』と『モルフ』の区別はほぼない

品種という言葉は一般的に、「ある生物を飼育下で人為的に交配・選別して模様・色彩を固定したもの」を指します。

そのため、次世代にも親と同じ特徴が現れます。

しかし、ヒョウモントカゲモドキは、全ての品種が完全に固定されているわけではありません。

一方で「モルフ(morph)」というのは「表現型」という意味です。

ただ、ヒョウモントカゲモドキの世界では人が作り出した個体を「品種」と呼ばず、「モルフ」と呼ぶケースもあります。

このように、ヒョウモントカゲモドキに関しては「品種=モルフ」として区別されずに使われることが多いのです。

のの

あんまり難しく考えなくてもいいみたいですね。

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レオパ品種図鑑① ワイルド系(野生色)

ヒョウモントカゲモドキの本来の色彩野生色です。

何も手を加えていないという意味で「ノーマル」と呼ばれることもあります。

自然下に生息するヒョウモントカゲモドキの仲間は5種類(亜種)ほどが知られていて、市場に流通すると亜種名で区別されることが多いようです。

ここでは、次の4種類の野生色をご紹介します。

  • マキュラリウス
  • モンタヌス
  • ファスキオラータス
  • アフガニクス

マキュラリウス

産地がパキスタンのパンジャブ州ソルトレンジだったので「パンジャブ」とも呼ばれます。

現在流通している個体には黄色味の強いものも多く見られます。

モンタヌス

1990年代頃に「モンテン」として輸入されていました。

当時は中型で体色が濃く、黒い大きな斑紋が全身に入るのが特徴でした。

現在は白く淡い体色のブリード個体が流通しています。

ファスキオラータス

淡いレモンイエローのような体色で、成長してもバンド部分に淡い紫色が残る個体が多いのが特徴です。

アフガニクス

現在、日本では容姿の違う2つのタイプのアフガニクスが流通しています。

小型で体色の黄色や斑紋が濃いタイプは、主にEUやアメリカなどで繁殖されています。

一方で、大型で斑紋が細かく入り淡い色合いを持つタイプは、主に日本国内ブリードが流通しています。

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レオパ品種図鑑② 色に特徴がある単一モルフ(色彩の変異)

次に品種のうち、主に体色の変異である色彩変異の特徴を1つだけ持った「単一モルフ」をご紹介します。

ここでは、次の9種類をご紹介します。

  • ハイイエロー
  • ハイポタンジェリン
  • エメリン
  • ブラックナイト
  • トレンパーアルビノ
  • ベルアルビノ
  • レインウォーターアルビノ
  • マックスノー
  • スーパーマックスノー

ハイイエロー

レオパの品種のうち最も古く、1972年頃に出現したと言われています。

ハイイエローとは、黄色みが強いという意味です。

現在もハイイエローは徐々にハイイエロー化していっています。

詳しくは、ハイイエローについての紹介記事をご覧ください。

ハイポタンジェリン

略して「ハイタン」とも呼ばれます。

ハイポとは、ハイポメラニスティックのことで黒色色素減少の意味です。

タンジェリンは、かんきつ類の一種(マンダリンと同種)の名称です。

ハイイエローの選別後輩により誕生したオレンジ色の強い個体をタンジェリンと呼びます。

つまり、ハイポタンジェリンは、黒の色素が少ないオレンジ色の強い個体のことです。

詳しくは、ハイポタンジェリン/スーパーハイポタンジェリンの記事をご覧ください。

タンジェリンには、血統管理されて繁殖がなされている「ライン」が存在します。
ラインについてはこちらの記事をご覧ください。

エメリン

背にうっすら黄緑色を帯びている品種を「エメラルド」と呼びます。

「エメリン」は、エメラルドに加えてタンジェリンオレンジも発色しているものを、有名ブリーダーのロン・トレンパー氏がエメラルド+タンジェリンの略した造語で呼んだのが始まりだそうです。

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ブラックナイト

より強い黒を求めて選別ブリードされたのが、この「ブラックナイト」。

黒の度合いにはばらつきがありますが、黒を求める人はブラックナイトを手に取ってみてはいかがでしょうか?

詳しくは、ブラックナイトについての紹介記事をご覧ください。

トレンパーアルビノ

現状で最も多く流通しているアルビノ個体が、このトレンパーアルビノです。

地色は黄色からオレンジ、バンド部分は白〜ピンク・ラベンダー・ココア色まで様々です。

詳しくは、トレンパーアルビノについての紹介記事をご覧ください。

ベルアルビノ

ベルアルビノが特徴的なのは、その目です。他のアルビノに比べて虹彩部分に走る血管の部分のピンク色が強く、瞳は明るい赤色です。

先述のトレンパーアルビノや、後述のレインウォーターアルビノよりも、暗い色の部分がはっきりとバンド状に分かれず、スポットの集合体に近い感じになります。

レインウォーターアルビノ

Twitterの子は大きさの変異が特徴の「ジャイアント」も入っているそうですが、わかりやすくレインウォーターアルビノの表現が出ていたので使わせていただきました。

3つのアルビノの中では最も色味が薄くて明るいのが特徴です。

その一方で、瞳の色合いは3つのアルビノのうち最も暗く、ワインレッドやほぼ黒に見えます。

マックスノー

マックスノーは黄色味が減少し、白と黒のような外観になる傾向があります。

マックスノーの遺伝に特徴があり、共優性遺伝を持つという特徴があります。

詳しくは、マックスノーについての紹介記事をご覧ください。

スーパーマックスノー

マックスノー同士を掛け合わせることによって作り出されるのが、スーパーマックスノーです。

黄色は完全に消滅し、黒いスポットが列をなして並ぶようになります。

また、目は完全な黒色になります。

こちらも、詳しくは、スーパーマックスノーについての紹介記事をご覧ください。

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レオパ図鑑第一弾まとめ

レオパの13種類の品種について、少しずつではありましたがご紹介しました。

品種は、時代が進むにつれ増えていますし、進化しています。

自分が「これだッ!」と思うモルフを是非、見つけてみてくださいね。

レオパ図鑑第二弾に続く…。

【レオパモルフ図鑑】も随時更新しています。
メニューの「品種図鑑」からお気に入りのモルフを探してみてくださいね。

参考図書

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