「レオパのクリプトスポリジウム症について知りたい!」
「これからレオパを飼おうと思っているけれど、具体的なリスクなどを知りたい!」
そんな人のために、2015年からヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー、以下レオパ)に囲まれて暮らしている私、のの(X:@leopalife Instagram:@nono_leopalife)が、クリプトスポリジウム症にかかったレオパを最期まで看護された方にインタビューを実施しました。
この記事は、以下のような方に特に参考になる内容をお届けしています。
- クリプトにかかった子を飼育されている方
- 劣悪な環境のショップで安売りされているレオパを見て、お迎えするか悩んでいる方
- 劣悪な環境のショップで働いている方
- 爬虫類飼育初心者の方
- その他爬虫類を飼育している方
最後まで読んでいただくことで、新たな気づきや発見が得られるはずです。
ぜひ最後までお付き合いください!
今回、インタビューに応じてくださったのは、以前にも飼育環境のインタビューに応じてくださった【あめみや(X:@amemiya_rop)さん】です。
以前の記事はこちら▼
レオパの飼育に関して、完全なる「正解」はありません。
レオパの病気に関しても、全く同じ経過を辿ることはほぼありませんし、同じ結果になるとも限りません。
しかし、実例を知っていただくことで「レオパを飼育する上で知っておくべきこと」や「気をつけるべきこと」を理解していただけるはずです。
ひとつの事例として、参考にしていただけると幸いです。
それでは、クリプトという恐ろしい病に罹ったレオパ【すもあちゃん】と、そのすもあちゃんの病状に真正面から向き合い共に闘った飼育者【あめみやさん】の実例をご紹介します。
飼育背景
まずは、飼育背景について教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- 飼い主さんのあだ名、レオパの飼育歴
- すもあちゃんの性別、年齢、モルフ(品種)
- すもあちゃんと過ごした期間
- 他のペットの有無
ーー飼い主さんのあだ名と、レオパの飼育歴を教えてください。
あめみやです。
レオパの飼育歴は4年を過ぎたところです。
ーー飼育されていた時のすもあちゃんの年齢、性別、種類(モルフ)を教えてください。
すもあの年齢は推定になりますが、2歳数か月くらいだと思います。
性別はメスで、モルフはブラッドサッカーです。
こちらの記事と同様の内容になりますが、あめみやさんがすもあちゃんをお迎えされた経緯をご紹介します。
すもあちゃんは、ホームセンター内ペットショップの爬虫類コーナーで販売されていました。
あめみやさんは、初めてすもあちゃんを見た時から「可愛い子だからすぐお迎えされるんじゃないかな」と思われたそうですが、「自身の引越のタイミングでまだ売られていたらお迎えしよう」と考えられていたそうです。
しかし、10ヶ月ほど見ているうちに、すもあちゃんはどんどん痩せていきました。
爬虫類に精通した店員さんが辞めてしまい、爬虫類コーナーの規模も縮小されていったそうです。
ペットショップの店員さんも、爬虫類のことを勉強しながら、すもあちゃんのことは気にかけていたものの、拒食の対処法がわからずに困られていました。
すもあちゃんが居たホームセンターでは、しっかり管理をしたり環境を作ってくれたりしていたそうですが、小動物の世話などにも手がかかる上に人手不足で、店員さんも限界を感じていたようです。
このような状況から、店員さんも「拒食のこの子がここで可哀想なことになるのがとても苦しいし、助けてあげられないかもしれない」と、とても心配されていたそうです。
あめみやさんは、その事情を知り、「調整中」と書かれていましたが、「そういうことならお迎えしようと思っている」とお迎えの意思を伝えました。
そこであめみやさんは、店員さんから「今の状態で販売はできない。すぐ亡くなる可能性もあるし値札も外して調整中にしている」「だから上に連絡してみて許可がとれたら里親という形ではどうか」という提案をいただいたそうです。
あめみやさんはお迎え覚悟だったので大変驚かれたそうですが、店員さんから「ぜひ里親で」と言ってもらい、里親でお迎えされました。
レジに向かう間も、お持ち帰りの準備をしている間も、店員さんは「よかったねぇ」「お姉さんのところで幸せに過ごしてね」「可愛がってもらうんだよ」「本当に良かった」と繰り返し声を掛けていたそうです。
あめみやさんは「本当に愛されて心配されて可愛がられてたんだなって涙出そうになった」と語っています。
そして、「ホームセンターって劣悪な環境の所ピックアップされるけど、いい場所もあるんだよって知って欲しい」とX(旧Twitter)に以上の経緯を投稿されました。
ーーすもあちゃんと過ごした期間を教えてください。
一緒に過ごしたのは、5か月ほどでした。
ーー他のペットの有無を教えてください。
現在は15匹以上のレオパの他には、ニシアフ(ニシアフリカトカゲモドキ)、クレス(クレステッドゲッコー)、ニホンヤモリ、ニホントカゲ、カナヘビ、ヌマガエルとヒキガエルがいます。
レオパ【すもあちゃん】の症状について
次に、レオパ【すもあちゃん】の症状について教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- お迎え当初の様子
- お迎え当初に通院された際の結果や処置
- 通院の頻度
- クリプトと診断された経緯
- クリプトと診断されてからの経過
- 虹の橋を渡ってしまう直前の様子
ーーお迎え当初のすもあちゃんの体の様子や行動について教えてください。
すでにかなり痩せていたのと、ぐるぐる回るような神経障害ではないけれど、頭が左に傾いている時間が多かったです。
拒食もしていました。
ーーお迎え時に病院へは行かれたのですか?
最初は自宅で食べたため様子見しようかと思いましたが、安全のため受診しました。
ーー最初に病院に行かれた際の診断や検査の内容、その結果や処置など、教えてください。
クリプトが検出されなければ、おそらく拒食からの栄養失調だろうと獣医さんから言われました。
ひとまずの処置として、シリンジにカルシウムやビタミン剤等を溶いた人口フードを入れて胃に直接注入していただきました。
通院の当日にした検便の結果は、翌日に出るとのことでした。
翌日の電話で、その時点ではクリプトはマイナス(陰性)という結果をいただきました。
それからも念のためピンセットなどの器材は、すもあ専用を作って使っていました。
ーー病院へはどのくらいの頻度で行かれていたのですか?
週に1回です。
移動も負担になるかと思い、そうしていました。
ーー再度、寄生虫の検査をされたと思うのですが、再度検査をしようとなったきっかけは何かあったのですか?
急な体重の減少です。
ハニーワームに食欲を示して食べていたし、ハニワを食べなくてもレパシーを溶かしたものも与えていたのに、どんどん体重が減っていったことがきっかけです。
あとは糞の臭いがきつくなったこと。
かなりつんとした臭いに変わったのは気になりました。
ーー獣医師の診断や検査の内容、どのようにしてクリプトと判明しましたか?
便を持っていき症状をお伝えしたところ、ほぼクリプトだろうと問診での診断を受け、そのまま検便検査。
もし出なくても、PCR法で検査すれば出るはずだと言われました。
結果は、その場で検便が陽性。
かなり虫が増えていたようです。
ーークリプトと診断された時の病院での処置はどのようなものでしたか?
結果が出る前に「先にできる処置しちゃうね」と言われ許可し、その場で水分と栄養剤を注射していただきました。
そのあと陽性で、駆虫薬と抗生剤を出してもらいました。
ーークリプトと診断された後のすもあちゃんの経過を教えてください。
10月11日にクリプト陽性と診断されたのですが、そこからはさらさらのレパシー(味噌汁くらい)を無理なく飲ませながら決められた薬を飲ませていました。
無理せず1滴でも2滴でもと言われていましたが水分を欲していたのか、結構がぶがぶシリンジから飲んでくれていました。
急激に悪くも良くもならず、維持している感じでしたね。
体重は受診のとき14gだったのが13g、14g、を行ったり来たりしていました。
直前は15gに増えたりもして回復したように見えましたが…。
最終的に亡くなったのは10月31日です。
ーー虹の橋を渡ってしまう前、Xのポストを拝見して回復傾向と感じていたのですが、体調の急激な変化があったのでしょうか?
私も体重が15gに増えたこと、ハニーワームを自分で食べる元気が出てきたこと、糞が形になったことがあって回復していると思っていました。
前日何かあったわけでも、特に大きな変化があったわけでもなく、急だったように思います。
クリプト症の治療・看護の詳細
次に、クリプトの治療や看護の詳細について教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- クリプト診断後の治療について
- 看護中に気をつけたこと
- 症状の経過や変化について
- 他のペットへの感染予防のための対策
ーークリプト診断後、どのような治療や薬を試みましたか?
駆虫薬(パロモマイシン)を2日おきに2滴、抗生剤(クラリス)を3日おきに1滴を経口摂取するよう指示がありました。
これは2週間行いました。
あとはネクトンrepというビタミン剤を、カルシウムと一緒にレパシーに混ぜてあげていました。
ーーすもあちゃんの看護中に特に気をつけたことや工夫したことはありますか?
すもあが嫌がったらその日のレパシーは止めること。
使ったものは熱湯消毒、できない物はアルコールで消毒して乾燥させること。
毎日床材(ペットシーツ)を変えて清潔にすること。
クリプトは乾燥に弱いため、あまり湿度を上げすぎないこと。
ーー症状の経過や変化(良くなった時期、悪化した時期)について具体的に教えてください。
お迎えして検査で陰性が出た3か月後くらいの夏場は、食欲も増え体重もかなり増えてくれていました。
尻尾も付け根より少し太くなったりして安定していました。
悪化し始めたのは、少し気温が落ちた最初の頃がきっかけだったように思います。
急激ではなく、上がったり下がったりを繰り返して、結果的にゆっくりゆっくり下がっていった感じでしたね。
ーー他のレオパやペットへの感染を防ぐために行った対策は何かありますか?
他の子の世話が終わってからすもあの世話を行うこと。
もしくは、その日はすもあのみの世話だけすること。
お迎え当初からやっていましたが、器材の共有はしないこと。
クリプトは、主に経口感染を通じて広がります。
感染源となるオーシスト(クリプトスポリジウムの胞子状体)が食物や水、床材などを介して体内に入り、腸内で増殖します。
他のレオパや爬虫類と接触した際に感染することも多く、飼育環境の清潔さが感染防止において重要な要因です。
そのため、あめみやさんは他のペットにクリプトを広げないためにも「器材を共有しないこと」「お世話を他の子と完全に切り離すこと」を徹底されていました。
飼育者【あめみやさん】の心情や体験について
次に、飼育者【あめみやさん】の心情や体験について教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- 看病中に感じた不安や困ったこと
- 一番辛かった出来事
- 励みになった出来事
ーーすもあちゃんの看病中に感じた不安や困ったことは何でしたか?
やっぱり急に亡くなってしまうことは怖かったです。
ですが、他の子への感染も怖いですし、すもあが痛くて苦しい想いをしているんじゃないかと思ったこともありました。
駆虫薬と抗生剤の併用は獣医さんから
「併用したから良いというものではないし論文に書かれたわけでもないのですが、経験測的に併用した方が回復すると思っている。どうするかは飼い主さん次第」
とのことでお聞きし、もしダメだったとしても今後誰かに紹介できる一例になればと併用をやってみました。
すもあが細すぎて、多い日は3滴の薬を飲ませるときの保定が恐る恐るでしたね…。
結果的には亡くなってしまいましたが、食欲が復活したり体重が増えたりして効果は0ではなかったと思います。
ーー飼い主として一番辛かった出来事を教えてください。
辛かったのは亡くなった日を除いてなら、食べても瘦せていく過程をみていることです。
あとは、舐めてもらうためにつけた口元の人口フードが鱗の隙間に入って取れないくらい、水分をはじくこともできなくなっているのがわかったときですかね。
ーー逆に、励みになった出来事を教えてください。
励みになったのはやっぱり、日々UPしていたポストに応援のリプやDM、反応をいただいた時です。
すもあにも読み聞かせ(?)をしていましたが何より、私がたくさん元気をもらっていました。
あと、ちょっとずつでも食べようという意思がすもあに見えた時。
一喜一憂してました。
クリプトの予防・アドバイス
次に、クリプト予防やアドバイスについて教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- クリプト予防のために意識すべきこと
- クリプトにかかってしまった後に飼育者ができること
- クリプトにかかってしまったレオパの飼い主さんへのメッセージ
ーー飼育者として、クリプトを予防するために意識すべきことは何だと思われますか?
一度の検査じゃ確定しないことや、表に出ていないだけで保有している場合があることを知っておく必要があると感じました。
私はリスクがあるとわかったうえですもあを引き取りましたが、痩せている子を引き取るということは、どれだけかわいそうな環境でもハイリスクであることは周知すべきなのかなと思います。
保有していても発症していないように見えるので、「痩せていないからといってクリプトではない」とは限らない(実はクリプトを持っているのかも…)という点には注意が必要ですね。
うちの今いる子たちも、そのうち全員クリプト検査しようと思っています。
クリプトは、無症状のまま他の個体に感染を広げる「キャリア」が存在します。
このため、健康に見えるレオパでも感染の可能性があるのが怖いところですね。
あめみやさんがすもあちゃんを引き取られる前、すもあちゃんは「可哀想な環境(爬虫類に詳しい方がいなくなったショップ)」に身を置かれていました。
クリプトの感染リスクは、不衛生な環境やストレスが高い状況、複数の個体を同居させる場合に増加します。
また、免疫力が低下しているレオパも感染しやすくなります。
特に、ケージの換気が悪く湿度が高い状態や、感染者との接触がある場合にはリスクが高まります。
どれだけ可哀想な環境で、「自分が飼って面倒を見よう」と思っても、活動が鈍っていて痩せ細っている個体を飼うということは「クリプト感染」のリスクを負うということなのです。
そして、そもそもの感染を予防するには、飼育ケージを定期的に清掃・消毒し、飲み水や食物の衛生管理を徹底することが重要です。
床材の交換頻度も高め、清潔な環境を保つことで感染リスクを減らせます。
日常的に手洗いや器具の消毒を行い、レオパが直接触れる物を清潔に保つよう心がけることが大切です。
また、複数の個体を飼育する場合、接触を避けるために別ケージで飼育管理しておいた方が安心ですね。
ーークリプトに罹患してしまった場合、飼育者としてできることは何だと思われますか?
他の子たちと器具の共有をしない、うつさない。
その子に合わせた受診先を見つける。
季節の変わり目には特に注意する。
細かく記録して目に見える形で共有してもらえれば、同じ症状になっている子やその飼い主さんの役に少しでも立てるかなと思います。
ーークリプトに罹患してしまったレオパの飼い主さんに対して、何かアドバイスやメッセージがあればお願いします。
最後までその子のためにも自分のためにも、できることをやりきってほしいです。
たくさん愛してあげてほしい。(触る≠愛する)
めちゃくちゃ大変です。
本当に大変です。
正直、亡くなったことは心底悲しくて辛くて、めちゃくちゃ泣きましたし、もっと一緒に過ごしたかったのが本心です。
ですが同時に、ほっとした部分もどこかあって。
これは例えるなら身を削って介護していた身内が亡くなったときの心情に近しいのかもしれません。
それくらい大変でした。
でも絶対あなたの経験値にもなるし無駄になんてなりません。
頼れるところは最大限頼って、使えるものは何でも使いましょう。
もし私のところに聞きたいことがあればいつでも聞きに来てください。
心折れそうなこともあると思います。
私もありました。
弱音はいたっていいので。
私のDM使ってもらっていいですからね。
その他 伝えたい想い
最後に、伝えたい想いを教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- この記事を読んでほしい人
- 伝えたい想い
- 言い残したこと/共有したいエピソード
ーーこの記事をどのような方に読んでほしいですか?
クリプトにかかった子を飼っている方。
劣悪な環境のショップで安売りされているレオパを見て迎えるか悩んでいる方。
劣悪な環境のショップで働いている方。
その他爬虫類を飼育している方はいわずもがな、爬虫類飼育初心者の方に特に見てほしいと感じます。
ーー伝えたい想いがあれば教えてください。
リスクを知って迎えるのと、知らずに迎えるのとでは全然違います。
そして、知った上で調べようとするのとしないのとでも違います。
自分に何ができるのか、過信せず何ができないのかを知ってほしい。
また、エキゾチックアニマルを見てくれる病院は本当に少ないです。
見てくれる病院の中から、自分やその子に合った場所も一握りしかないと思います。
行ってみないとわからないことも多いので、選択肢を複数用意しておくのが一番だと思います。
SNSは専門家の集まりではありませんし、その先の人が責任を取ってくれるわけではありません。
なので、情報を集めるのには素敵なツールですが、まずは病院へ予約を取ってから使ってほしいなと思います。
受診して何もなければ安心がもらえますからね。
ーー最後に何か言い残したことや、共有したいエピソードはありますか?
私はすもあをお迎えしてから最期まで、出会ったことに後悔は全くありません。
感謝しかありません。
かわいい時間をくれて、経験と勉強をさせてくれてありがとう。
すもあの件から私を知ってくれた方も、ありがとうございます。
たくさんの応援に励まされたし元気をもらっていました。
残念な結果にはなってしまいましたが、見守ってくださってありがとうございました。
すもあの頑張った姿が少しでも皆様の心に残ったなら、嬉しいです。
この記事を読んでくださった方も、ありがとうございました。
まとめ:クリプトの実例から学ぶこと
クリプトにかかったレオパの看護の実例として、あめみやさんにお話をお伺いしました。
すもあちゃんの実例から学べることはたくさんあります。
- 劣悪な環境で販売されているレオパを飼うことのリスクの大きさ
- 痩せ細っている個体をお迎えすることのリスクの大きさ
- クリプトスポリジウム症の危険性・怖さ
- レオパのクリプトスポリジウム症の治療・看護の大変さ など…
リスクを知った上で、自分で調べて判断し、お迎えをしてほしいと思います。
そして、クリプトを広げないための予防や対策についても大事なことを教えていただきました。
- ケージや器材の共有はしないこと
- お世話を他の子と完全に切り離すこと
クリプト感染を広げてしまうと、飼育崩壊に繋がります。
クリプトを体内に持っていても発症をしない個体もいるので、感染を広げないためにも日頃から意識しておきたいですね。
今回インタビューに応じてくださった方について
- お名前(あだ名):あめみや さん
- X(旧Twitter)アカウント:@amemiya_rop
- レオパ飼育歴(2024年11月現在):4年
インタビューに応じてくださり、ありがとうございました!