「レオパを飼育されている他の方の飼育方法を知りたい!」
「少しでも長くレオパとの生活を送りたい!」
そんな人のために、2015年からヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー、以下レオパ)に囲まれて暮らしている私、のの(X:@leopalife Instagram:@nono_leopalife)が2年以上レオパを飼育されている方を対象にインタビューを実施しました!
今回、インタビューさせていただいたのは、1匹のレオパをじっくり飼育されている【ふみ(X:@rep12_0w0)さん】です。
このインタビュー企画は「レオパと暮らす」管理人の”のの”が、「他の飼育者さんの飼育環境を見てみたい!詳しいことを知りたい!」と思ったのがきっかけで、SNSでお声がけさせていただいたものです。
レオパの飼育に関して、完全なる「正解」はなく、その個体その個体に合わせて飼育環境も与える餌も調整していく必要があります。
このインタビューも「これを参考にすれば絶対に飼育成功できる!」というものではありませんが、レオパを2年以上飼育されている事例のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
愛するレオパに少しでも長生きしてもらうために、レオパに少しでも快適に過ごしてもらうために、飼い主である私たちができることを見つけていきましょう。
それでは、【ふみ(X:@rep12_0w0)さん】へのインタビューをご覧ください。
飼育されているレオパについて
まずは、飼育されているレオパについて教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- 飼い主さんのあだ名、住んでいる地域
- レオパの飼育年数、飼育匹数
- レオパの名前、性別、年齢、モルフ(品種)
- レオパを飼うきっかけ
ーー飼い主さんのあだ名と、温度の参考のために住んでいる地域を教えてください。
ふみです。
関西に住んでいます。
ーーレオパの飼育年数と飼育匹数を教えてください。
飼育年数は2年で、1匹を飼育しています。
ーー飼育されているレオパを紹介していただけますか?
ブラッドインフェルノというモルフ(品種)の『ペロ』です。
性別はメスで、年齢は3歳です。
ちなみに、この写真は2024年6月の誕生日に撮った写真です。
ーーちなみに、レオパを飼うきっかけは何だったのですか?
昔から爬虫類と暮らすことにあこがれていて、爬虫類の入門種のレオパを知ったのがきっかけでした。
レオパの飼育環境・餌について
次に、レオパの飼育環境や餌のことについて、詳しく教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- 飼育ケージのサイズ、設置場所
- 温度や湿度の管理方法
- ケージ内のレイアウトや装飾
- 主な餌の種類
- 餌やりの頻度やタイミング
- サプリメントの使用方法や種類
ーー飼育ケージのサイズとケージの設置場所を教えてください。
ケージは45×45センチのサイズです。
リビングの壁際で過ごしてもらっています。
ーー温度や湿度の管理方法について教えてください。
夏は暑くなりすぎない様にエアコンをつけて、冬は寒くなりすぎない様にエアコンとヒーターをつけています。
湿度は、低くなりすぎないように霧吹きを行っています。
ーーケージ内のレイアウトや装飾を教えてください。
床材は厚めのキッチンペーパーを使っています。
・シェルター
・ビン
・岩場
・乗る用のお皿
・カルシウムパウダー用のお皿
を用意しています。
ーー次に、主に与えている餌について教えてください。
餌は人工飼料を与えています。
人工飼料はレオパブレンドフードを使っています。
ーー餌やりの頻度やタイミングはどうしていますか?
週1回、夜にあげてます。
ーーサプリメントの使用方法や種類を教えてください。
ご飯の時ではないですが、いつでもカルシウムを摂取できるようにお家にカルシウムパウダーを置いています。
健康管理とケアについて
次に、健康管理とケアについて教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- 健康チェックの頻度と方法
- 獣医の選び方や通院頻度
ーー健康チェックの頻度と方法を教えてください。
週に1回体重を測って、その際に体に異常がないか確認しています。
ーー獣医さん選びの方法や通院頻度については、いかがですか?
病院選びで悩んだ時は、お迎えしたショップに聞いてみると良いところを教えていただけると思います。
レオパとの生活について
次に、レオパとの生活について教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- レオパと過ごす時間の楽しみ方
- レオパの個性的な行動や習性
- 飼育を通して学んだことや気づき
ーーレオパと過ごす時間の楽しみ方を教えてください。
喉をぷくぷくさせる仕草や呼吸で肺が広がる様子をこっそり眺めさせてもらうのが、堪らなく楽しいです。
寝ている姿をこっそり眺めるのも至福ですよね。
ーーレオパの個性的な行動や習性について感じることはありますか?
水を飲む時、ビンのシェルターに入ってるスポンジのちょうどよく曲がったところを舐めて水を飲んでくれて、とても器用でかわいいです。
水入れを工夫されているのは、とても興味深いです。
霧吹きで壁についた水しか飲まない子や、水入れを認識してそこから飲んでくれる子など、個体によって個性があります。
スポンジで曲がっているところから水を飲んでいる姿は見てみたいですね。
ーー飼育を通して学んだことや気づきがあれば、教えてください。
冬を2度経験したのですが、季節性の活性の低さか体調不良か判断できるように、冬は特に注意して観察するように意識しています。
また、冬に急にケージの上に設置しているヒーターが壊れてしまい、急いで買いに行く事があったので、ヒーターは予備を用意しておくのが安心かもしれないです。
冬にヒーターが壊れてしまうのは、考えただけでも恐ろしいですね。
冬に温度が下がり過ぎてしまうと「冬眠」をしてしまう可能性もありますが、「冬眠」はレオパにとって命懸けの行為なのです。
温度が下がると餌食いも悪くなりますし…。
ただ、「冬だから」という理由で活性が悪くなっているのか、それとも体調不良を起こしているのかは、よく観察しないとわからないところです。
ふみさんの仰る通り、「冬は特に注意して観察するように」はとても共感しますね。
飼育のコツ・アドバイス
次にレオパの飼育のコツとアドバイスを教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- 初心者に向けた飼育のポイント
- おすすめの飼育用品やグッズ
ーーレオパ飼育初心者の方に向けた飼育のポイントを教えてください。
夏にエアコンをつける場合、意外と湿度が低くなってる時があるので湿度チェックおすすめです。
ーーおすすめの飼育用品やグッズがあれば教えてください。
分厚いキッチンペーパーは、噛みちぎってしまう心配無く使えるのでおすすめです。
その他のエピソード・レオパとの思い出
次にレオパとのエピソードや思い出を教えていただきました。
教えていただいた内容は以下の通りです。
- レオパとのエピソード
- 面白いハプニングや出来事
- 飼育を通じて得た友人やコミュニティ
ーーレオパとのエピソードを教えてください。
ペロちゃんを迎えた時、知識が浅かったため、ベビーなのに20gぐらいあるだろうと思って体重を測らせてもらったら、10gにも満たない軽さでとても驚きました。
スクスク育ってくれて今は約60gになりました。
体重測定の重要性がわかるエピソードですね。
スクスク育ってくれたのが、こちらもとても嬉しいです!
ーー面白いハプニングや出来事があれば、教えてください。
遠くからペロちゃんのお家を覗いた時にペロちゃんもこちらを見ている事があり、驚きとかわいさが一気に押し寄せて来てたまらなかったです。
以心伝心したのですね!
かなりキュンキュンしてしまいます。笑
ーー飼育を通じて得た友人やコミュニティがあれば、教えてください。
SNSで爬虫類が好きな人と繋がれたり、素敵なショップを見つけることができたり、ペロちゃんと暮らし始めてから世界が広がりました。
まとめ:レオパの体調を把握する観察力を身につける
レオパ飼育の事例として、今回は、レオパ飼育2年のふみさんにお話をお伺いしました。
ふみさんが仰られている
- 体重を測ること
- 季節性の活性の低さか体調不良を見極めること
というのは、全て『レオパの体調を把握する観察力を身につけること』に通じるのではないかと思います。
レオパは自分から体調不良をこちらに訴えることはありませんし、弱っている姿を見せずに急死してしまう場合もあります。
少しでもレオパの「変化」に気づくことができるように体重を測ったり、よく観察したりすることが重要です。
そして、レオパの体調を観察する中で、レオパとの生活の楽しみに気づくこともできます。
ふみさんの「レオパと過ごす時間の楽しみ方」や「レオパとの思い出」は、レオパとの生活の至福の時そのものだと感じました。
静かに見守りながら、レオパ飼育を楽しむ醍醐味を見つける…。
爬虫類飼育であるからこその楽しみ方でもありますが、レオパとの生活ではその楽しみ方を大事にしたいですね。
今回インタビューに応じてくださった方について
- お名前(あだ名):ふみ さん
- X(旧Twitter)アカウント:@rep12_0w0
- レオパ飼育歴(2024年8月現在):2年
- 飼育レオパ匹数(2024年8月現在):1匹
インタビューに応じてくださり、ありがとうございました!
それでは、皆さんも良いレオパライフを〜!