【レオパモルフ図鑑#07】ディアブロブランコの品種の特徴は？遺伝や繁殖のポイントは？

「ディアブロブランコに興味があるけど、どんな品種なんだろう？」

「ディアブロブランコの遺伝や繁殖に興味がある！」

「レオパの品種を知りたい！」

そんな人のために、2015年からヒョウモントカゲモドキ（レオパードゲッコー、以下レオパ）に囲まれて暮らしている私、のの（X:@leopalife Instagram:@nono_leopalife）がレオパの品種（モルフ）の【ディアブロブランコ】についてご紹介します。

結論から言ってしまうと、

ディアブロブランコは、ラプターとブリザードのコンボ品種です。

ディアブロブランコ同士から生まれるノーマルアイの個体を「ブランコ」と呼び、ブランコ同士の掛け合わせでは再びディアブロブランコが生まれます。

それでは詳しく見ていきましょう！

ディアブロブランコの特徴は？

ディアブロ（Diablo）とブランコ（Blanco）は、それぞれスペイン語で「悪魔」と「白」という意味です。

つまり、ディアブロブランコとは「魔性の白」という意味を持っていて「この世のものとは思えないほど白い」という意味なのです。

幼体ではピンクがかった明るい白色の体をしていますが、成体に近づくにつれて完全な白に近づきます。

ディアブロブランコの目はラプターが入っている影響で、真っ赤なフルアイか前半分が真っ赤なスネークアイ（ハーフアイ）です。

真っ白な体に真っ赤な目…

本当に「悪魔」と言っていいモルフですね！

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ディアブロブランコの遺伝は？何のコンボ？

ディアブロブランコは別名ブリザードラプターとも呼ばれています。

つまり、ブリザードとラプターのコンボ品種です。

そして、まだ完全には解明されていないのですが、ディアブロブランコ同士の掛け合わせから目がスネークアイでもフルアイでもないノーマルアイの個体が生まれることがあります。

「目に変異が起きない個体が生まれる」ということは、ラプターのコンボであることにも関係しているようで、「目の変異が起きないエクリプス」が関わっていると思われます。

ディアブロブランコ同士から生まれるノーマルアイの個体を有名ブリーダーで作出者のRon Tremper氏は「ブランコ」と呼んでいます。

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「ラプター」って何だ？わかりやすく解説！

という声が聞こえてきそうなので、「ラプター」についてわかりやすく解説します！

ラプターは、RAPTORと表記されます。

それぞれ、何を表しているかというと…

を表しています。

アルビノ化されたエクリプスが入っているので、目全体が真っ赤なフルアイか、目の前半分が真っ赤なスネークアイになります。

体の模様は「パターンレス」なので、消えているものが上等とされますが、バンドが残った個体やリバースストライプ状の模様を持った個体も多く存在します。

ラプターのコンボ内容は以下の通りです。

このラプターを元にして、更なるコンボ品種が作られるようになっています。

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ディアブロブランコをご紹介

レオパを紹介させてください！とX（旧Twitter）でお声かけをしたところ、Aさんがディアブロブランコのお写真を送ってくださいました。

ディアブロブランコの”白米ちゃん”

お名前は”白米ちゃん”！女の子です。

飼い主であるAさんからは「無駄にデッカい女子」とコメントをいただいております。

確かに、画像で見るからに大きいですね！決して、太ってはいないと思いますが、大きい…。笑

右上に一緒に写っているのは、ギャラクシー（ターミネーターアイ）の”すももちゃん”です。

ギャラクシーについてはこちらの記事で紹介しているので、併せてご覧ください。

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まとめ：ディアブロブランコ

ディアブロブランコの特徴はやはり「魔性の白」とも言われる白い肌でしたね。

写真ではあまりわからないのですが、白い肌に映える真っ赤な目も魅力です。

ディアブロブランコのようにラプターのコンボ品種はたくさん存在します。

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