導入・飼育

レオパケージ『クリアネス レプタイルケースRC-250』レビュー!レプタイルボックスとの比較も!

クリアネスレプタイルケースレビュー

「『レプタイルボックス』って結構狭い…」

「レオパのためにもう少し広いケージを用意してあげたい」

「クリアネスという商品を検討してるんだけど、どんな使用感なんだろう?」

そんな人のために、2015年からヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー、以下レオパ)に囲まれて暮らしている私、のの(@leopalife)がレオパを飼育するためのケージとして『クリアネス レプタイルケース』を使用している方にアンケートを実施しました!

そのアンケート内容と公式の情報をもとに『クリアネス レプタイルケースRC-250』のレビューをします。

結論から言うと、

  • レプタイルボックスでは物足りない方
  • 飼育者にとっての「管理のしやすさ」とレオパにとっての「ゆとりの広さ」を両立したい方

におすすめなのが、『クリアネス レプタイルケースRC-250』です。

なぜ、レプタイルボックスでは物足りない方や管理のしやすさとゆとりの広さを両立したい方におすすめかというと、クリアネス レプタイルケースRC-250が

レプタイルボックスと作りはほぼ同じですが、レプタイルボックスより幅が約5cm大きい

からです。

「レプタイルボックスってそもそもどんなケージ?」

という方は、『【レオパ飼育】ブリーダー御用達の三晃商会『レプタイルボックス』レビュー!』でレプタイルボックスのレビューをしています。

この記事でも違いはピックアップして紹介しますが、レプタイルボックスのレビュー記事も参考にしてくださいね。

また、レプタイルボックスとクリアネス レプタイルケース以外の選択肢を検討したい方は、『【徹底比較】レオパ飼育おすすめケージ7選|最適なサイズや選び方も解説!』でおすすめのケージを紹介しています。

そちらも参考にしてくださいね。

それでは、『クリアネス レプタイルケースRC-250』の基本情報から確認していきましょう。

クリアネス レプタイルケースRC-250の基本情報と特徴

クリアネス レプタイルケースの基本情報
https://clearness.style/より引用

まず、本体のサイズですが、以下のようになっています。

本体サイズ幅25×奥行30×高さ15cm
梱包重量1.82kg

特徴は6点あります。

  • 厚み4mmの透明度の高いアクリル製
  • 床面には汚れの目立ちにくい光沢ブラックアクリルパネルを採用
  • アクリル製の爬虫類飼育ケースとしては大きめのサイズ
  • スライド式天板はネオジウムマグネットでしっかりロック
  • 大きい通気孔を採用
  • 滑りにくい高さ3mmの透明ゴム足を採用

特徴として大きいのは、アクリル製の爬虫類飼育ケースとしては大きめのサイズだということです。

ケージ内に必要なシェルターや水入れなどを入れてもレオパが動ける余裕のスペースがあることは嬉しいですね。

また、大きい通気孔を採用したことによって、通気性も最適化されています。

通気孔が最適化されたことによって、前面からの生体の鑑賞性も向上しています。

レプタイルボックスとの違い

レプタイルボックス
SANKO HPより引用

レプタイルボックスとクリアネス レプタイルケースRC-250の違いを整理します。

クリアネス レプタイルケースRC-250は、

  • サイズが違う!幅が約5cm大きく、高さが5mm低い
  • 底面の仕様が違う!汚れが目立ちにくい黒色
  • 通気孔が違う!鑑賞性が違う!前面に通気孔がなく、側面の通気孔は2段構え

レプタイルボックスは幅20×奥行30×高さ15.5cmなので、クリアネス レプタイルケースRC-250はレプタイルボックスよりも幅が約5cm大きく、高さが5mm低くなっていることがわかります。

幅が大きくなっていることによって、生体にとって余裕のスペースが生まれますね。

そして、レプタイルボックスは清潔感のあるホワイトステージを採用しているのに対し、クリアネス レプタイルケースRC-250は床面には汚れの目立ちにくい光沢ブラックアクリルパネルを採用しています。

また、通気孔の仕様が違います。

クリアネス レプタイルケースRC-250の通気孔の数は側面で増えており、前面ではなくなっています

前面から通気孔をなくしたことによって、レプタイルボックスよりも前面からの生体の鑑賞性が向上しています。

クリアネス レプタイルケースRC-250のレビュー

ここからは実際に使用されている方(Aさん)の声を元にクリアネス レプタイルケースRC-250のレビューをしていきます。

Aさんには写真も提供いただいています。

クリアネス レプタイルケースRC-250の使用例

Aさんはレオパを飼育されて、1年。

クリアネス レプタイルケースを使用し始めて5ヶ月になるそうです。

クリアネス レプタイルケースRC-250を選んだ理由

Aさんがクリアネス レプタイルケースを選んだ理由は、

レプタイルボックスより大きく

レプタイルボックスワイドよりも小さいサイズが

まさに欲しいサイズだったから

だそうです。

レプタイルボックスにはレプタイルボックスの約2個分の横幅の『レプタイルボックスワイド』があります。

Aさん
Aさん
しかし、サイズが幅40cmと急に大きくなるので、間のサイズ感のものを探していました。

クリアネス レプタイルケースRC-250は幅が25cmなので、レプタイルボックスよりも大きくレプタイルボックスワイドよりも小さいサイズです。

のの
のの
ちょうど求めていたものだったのですね。

クリアネス レプタイルケースRC-250の「ここが良い!」

クリアネス レプタイルケースのレイアウト例

クリアネス レプタイルケースの「ここが良い!」という点は以下の2つです。

  • ケージの大きさがちょうど良い
  • 脱走の心配がない
  • 床が黒いのでかっこいい

それでは、この3つを見ていきましょう。

ケージの大きさが生体にとって余裕の広さ!

Aさん
Aさん
ケージの大きさがちょうど良い点が気に入っています!

シェルターと水入れを入れてもまだ余裕のある広さがあることが魅力です。

そして、余裕のある広さがあることで、レオパもゆとりを持って動き回れるのが飼育者にとっても嬉しいですね。

マグネット付きのふたで脱走の心配がない!

脱走防止のため、マグネット付きの天板になっています。

このマグネット付きの天板のおかげで脱走の心配が全くなくなったそうですよ。

床が黒いので格好良くてソイルは特によく映える!

床材をソイルにすると特によく映える

Aさんはニシアフリカトカゲモドキも飼っていらしゃって、写真はニシアフちゃんのケージです。

床が黒いので格好良く、ソイルは特によく映えます。

キッチンペーパーを床材にしていても、汚れが目立ちにくいので鑑賞性を損なわずに長く愛用できますね。

クリアネス レプタイルケースRC-250の「ここがイマイチ…」

クリアネス レプタイルケースの「ここがイマイチ…」という点は以下の2つです。

  • ふたが反り返ってしまう…
  • 磁石によって勢いよく閉まってしまう…

この2つを見ていきましょう。

ふたが反り返ってしまう…

気圧の変化や湿度の関係で、ふたが反り返ってしまい、たまに最後まで閉まらないことがあります。

最後まで閉まらないとしても、脱走が出来てしまうほどの隙間はないので、脱走の心配はありません。

また、ふたを裏返して閉めることにより、しばらく放置すると元の形状に戻ります。

ふたを裏返した時の参考例

Aさん
Aさん
上の画像は右側がふたを裏返しているため取手部分が手前に少し出ています。

ふたを裏返して閉めても下の画像のように脱走できる隙間はないので、安心です。

脱走するほどの隙間は生まれない

ふたの変形に関しては、レプタイルボックスのレビューでも「イマイチな点」となっていました。

ふたの変形が気になる方は、プラスチックケージかガラスケージにしましょう。

プラスチックケージなら、『レプティギア365』がサイズ感も狭すぎず広すぎずでおすすめです。

ガラス製ケージでは、同じくらいのサイズ感であれば『レプテリアホワイト300Low』がおすすめです。

磁石によって勢いよく閉まってしまう…

ふたに付いている脱走防止用のための磁石ですが、この磁石により勢いよく閉まってしまうようです。

Aさん
Aさん
力を入れて開けることも多いので、レオパを驚かせてしまうこともあります。

磁石でのロックが嫌な方は、ふたを大きく開けてしまう『レプテリアホワイト300Low』もしくは、前面のロックで開閉が楽々な『レプティギア365』がおすすめです。

クリアネス レプタイルケースRC-250の加温・保温対策

保温・加温対策

Aさんは、パネルヒーターとエアコンを用いてクリアネス レプタイルケースの保温をされています。

パネルヒーターというのは、ケージの下に敷いて部分的なホットスポットを作るための底面ヒーターのことです。

パネルヒーターをその時の温度により1/3から2/3敷いて、パネルヒーターの上の空間は26〜30度になります。

Aさん
Aさん
パネルヒーターの上の以外でレオパが寝ていることもあり、パネルヒーター外でも冷たすぎる事はないようです。

ちなみに、湿度は霧吹きを3時間おきほどで行っています。

低い時で40%、霧吹き直後は90%近くになります。

まとめ:レプタイルボックスより広い余裕の大きさ

クリアネス
https://clearness.style/より引用

クリアネス レプタイルケースRC-250は

  • レプタイルボックスでは物足りない方
  • 飼育者にとっての「管理のしやすさ」とレオパにとっての「ゆとりの広さ」を両立したい方

におすすめのレオパケージでした。

レプタイルボックスの特徴である「管理のしやすさ」を損なわず、レオパにとって「ゆとりの広さ」のあるケージでしたね。

サイズ感がちょうどよく、鑑賞性の良さもおすすめの理由でした。

Amazonからしか出品がないので、公式さんからチェックしたい方は公式Twitter公式HPからどうぞ!

ケージの準備を万端にしてレオパをお迎えしてくださいね。

良いレオパライフを〜!