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レオパお迎え前に!元気な個体を選ぶ方法【9つのチェック項目】

元気なレオパを選ぶ方法
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「レオパってどういうふうに選んだらいいんだろう?」

「元気なレオパの見分け方を知りたい!」

そんな人のために、2015年からヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー、以下レオパ)に囲まれて暮らしている私、のの(@leopalife)が元気なレオパを選ぶ9つのチェック項目をご紹介します。

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この記事を読むと、元気なレオパの基準がわかります!

結論から言ってしまうと、元気なレオパを選ぶチェック項目は次の9つです。

  • 痩せていないか?
  • サイズと年齢が合っているか?
  • ケガはないか?
  • 脱皮不全はないか?
  • 手足が曲がっていないか?
  • 口に異常はないか?
  • 目に異常はないか?
  • 皮膚に異常はないか?
  • 総排泄孔まわりはキレイか?

お迎えする前に確認しておいてほしい全体的なことは「レオパをお迎えする前に!確認しておきたい7つのこと」でご紹介しています。

「レオパをお迎えする前に!確認しておきたい7つのこと」の記事の中でご紹介していますが、お迎えするレオパを選ぶ時のチェックポイントは大きく3つありました。

  • ブリードされた国を確認する
  • 育った環境や餌を確認する
  • 元気な個体を選ぶ

今回の記事では「どこをどう見たら元気な個体を選べるのか」をより詳しく解説します!

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目次

元気な個体の選び方

元気な個体の選び方

元気な個体を選ぶチェック項目をひとつひとつ解説していきます。

この記事は書籍「ヒョウモントカゲモドキの健康と病気」「ヒョウモントカゲモドキと暮らす本」を参考にしています。
記事中の病気に関してや飼育環境に関しては、これらの本の動物病院にお勤めの獣医師の声を参考に、のの(@leopalife)が執筆しています。

痩せていないか?

痩せていないか

痩せていないかでチェックするところは

  • 尻尾
  • 背中

です。

尻尾が細い場合や、頭や背中に骨が浮いてしまっている個体は痩せています。

小さな幼体(ベビー)でも、他のトカゲの尻尾のように、尾の付け根から先端に向かって細くなっているようなら痩せている可能性があります。

痩せている個体には

  • 食事量が少ない場合
  • 飼育環境が悪い場合
  • 原虫症に感染している場合

これらの可能性があります。

特に、クリプトスポリジウムなどの原虫症は最悪の場合、死に至ってしまいます。

クリプトスポリジウムとはトカゲ類に寄生して、病原性を示します。
発症した場合、食欲不振、体重減少、嘔吐および下痢などの症状を表します。
そして、だんだんと痩せていき、死亡することが多いようです。

痩せている個体は拒食に陥っている場合もあるので、初心者さんは特に購入時に見極めるように注意しましょう。

サイズと年齢が合っているか?

サイズと年齢が合っているか

レオパは、成長過程によって

  • ベビー
  • ヤング
  • サブアダルト
  • アダルト

のステージに大別することができます。

各ステージにおける年齢とサイズの目安を知ることは健康状態の把握にもつながります。

特に初心者さんは、健康で順調に成長している個体の購入をおすすめします。

店舗によっては「確実に餌を与えたい」という理由で、餌の頻度を減らしている場合もあるので、

  • 生まれたのはいつ頃か
  • 餌の頻度はどの程度か

を購入時に確認するようにしましょう。

ケガはないか?

ケガはないか

体に傷がないか確認しましょう。

傷から細菌が入ってしまい、感染症を引き起こすこともありえます。

感染症を起こしてしまった場合、皮膚の下の膿瘍となって表れることがあります。
膿瘍になってしまった場合、その箇所が壊死してしまう可能性もあるのです。
そうなってしまわないためには、傷を負ってすぐに処置をする必要があります。

傷のある個体は、すでに細菌感染を起こしている可能性もあるので、体に傷がないか購入時にチェックしておきましょう。

脱皮不全はないか?

脱皮不全はないか

脱皮不全とは、指の先や尻尾の先などに脱皮の殻が残ってしまうことを言います。

脱皮不全は、

  • 極度の乾燥状態
  • 加湿し過ぎ蒸れた環境が続いた状態

で飼育することで引き起こされます。

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乾燥だけ気をつければ良いと思っている飼育者さんも多いのですが、常に蒸れた状態や過剰な加湿は脱皮不全を招いてしまう原因にもなるので注意が必要です。

脱皮不全になった場合、殻が残ってしまった指先や尻尾が壊死してしまう可能性もあります。

また、購入時に脱皮不全が見られるときは、飼育環境の悪い場所で育てられていた場合もあります。

脱皮不全が見られる個体はお迎えをしないようにしましょう。

手足が曲がっていないか?

手足が曲がっていないか

手足が曲がっていたり、動きがおかしいのは骨に異常がある場合があります。

また、クル病という代謝性骨疾患を引き起こしている場合があります。

クル病とは、与えられた餌にカルシウムが不足している場合に発生する病気です。
骨からカルシウムが溶け出してしまうことで、骨の軟化や骨折、脱力感、便秘、脊椎の湾曲を引き起こします。

毎回の餌にカルシウムをしっかり加えることが必要です。

しかし、いったん曲がってしまった骨は元には戻りません

手足がしっかりと地について動いている個体を選ぶようにしたいですね。

口に異常はないか?

口に異常はないか

口を閉じたときに、上下の顎がそろっているかどうかの確認をしましょう。

下の顎がしっかり閉じられていない場合などは、骨の病気であるクル病になっている可能性もあります。

また、感染症によって口角部分や頬が腫れていないかどうかもチェックしましょう。

口を開けることを嫌がり、餌を食べなくなることもあります。

しっかり餌を食べて成長してもらうためにも初心者さんは特に、注意してチェックするようにしましょう。

目に異常はないか?

目に異常はないか

目の大きさが左右で同じかチェックしましょう。

また、目が小さかったり飛び出たりしていないかも確認が必要です。

口の中で感染症を引き起こしている場合や顔に腫瘍がある場合に、目に異常があることがあります。

  • 目やにのようなものがついていないか
  • しっかりまばたきをするか
  • 目をちゃんと見開くか

も大事なチェック事項です。

アルビノなど光に特別弱い個体では明るいところでは嫌がって目を開けない場合もあります。

少し手元を暗くするなどして、しっかり目を開けるかのチェックもしておきましょう。

皮膚に異常はないか?

皮膚に異常はないか

皮膚に異常がある場合は、病気に感染している可能性があります。

飼育環境が適切でなく蒸れた状態が続いた場合や不衛生な環境での飼育が引き金になり、細菌感染や真菌感染が原因で皮膚炎になっている場合もあるのです。

  • 小さな赤い斑点がある
  • 水泡がある
  • 小さなカサブタがある
  • 腫れている部分がある
  • 内出血が見られる

上のような場合は、皮膚炎を起こしている可能性が高いです。

病気になってしまった部分は、二次的に脱皮不全を起こすこともあります。

お迎えを決める時には皮膚に異常がないかチェックしましょう。

総排泄孔まわりはキレイか?

総排泄孔まわりはキレイか

糞や汚れがこびりついていないか確認しましょう。

汚れがこびりついている場合、不衛生な場所で飼育されていた可能性があります。

また、その汚れが原因で感染症を引き起こしたり、脱皮不全を引き起こす場合もあるので、注意が必要です。

また、総排泄孔に

  • 腫瘍ができていないか
  • 脱腸していないか

も確認が必要です。

下痢を繰り返している時に、脱腸することがあります。

下痢を繰り返しているのなら、クリプトスポリジウムの原虫症を引き起こしている可能性があります。

ショップやイベントなどではレオパが入っているカップなどに床材が入っていて総排泄孔が見えない可能性もあります。

できれば外に出して触らせてもらうなどして総排泄孔もチェックするようにしましょう。

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まとめ:元気な個体を選ぶ9つのチェック項目

元気な個体の選び方

元気なレオパを選ぶ9つのチェック項目をご紹介しました。

レオパをお迎えする前に!確認しておきたい7つのこと」とあわせてお迎え前の参考にしてくださいね。

また、レオパをお迎えした後の健康チェックにも利用できる内容となっています。

ぜひ、お迎えした後でも活用してくださいね。

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